平成29年4月29日(土)高松東急REIホテルにおいて、平成29年度香川県偕行会総会が実施されました。国歌斉唱、会員物故者等に対する黙祷、会長挨拶,来賓紹介の後、平成28年度事業報告、同収支決算報告及び監査報告、平成29年度事業計画(案)、同収支予算(案)、新役員等について事務局より説明があり、参加会員全員賛同により承認されました。
定期総会の後、戦史学者荒川憲一氏による記念講演が実施されました。演題は「補給戦としてのガダルカナル」で、ガダルカナル戦は、ミッドウェー海戦とともに、太平洋戦争における日米の攻守の転換点となった戦闘とされており、制空権、制海権が無く、いわゆる「攻勢終末点」を越えてしまった補給のない状況で戦うことが如何に悲惨な結果をもたらすか、また、日米の経済力、艦艇建造量、航空戦力の推移の歴然たる差について説明があり、兵站能力が如何に重要であるか等について大変参考になりました。
引き続き、懇親会が盛大に実施されました。後藤英機会長(陸自66期)の挨拶、第14旅団長大西裕文陸将補、香川県隊友会長林政夫氏の来賓挨拶の後、大塚良和氏(陸自71期)による格調高い詩吟{日本魂)が吟詠されました。その後、渡邊典男さん(陸士61期)の発声により声高らかに乾杯、懇談、新入会員の紹介、参加者全員による陸軍士官学校校歌、陸自幹部候補生学校校歌等の隊歌演習が実施され、来賓を含め従前(旧軍)会員と元幹部自衛官会員が和気あいあいと相互に親睦を深めることができ、大いに盛り上がりました。最後に副会長氏家嘉宣氏(陸自69期)の音頭で万歳三唱し、無事散会致し ました。
総 会
戦史学者荒川憲一氏 による記念講演
記念撮影
後藤英機会長(陸自66期)挨拶
第14旅団長大西裕文陸将補挨拶
大塚良和氏(陸自71期)による格調高い詩吟(大和魂)
渡邊典男さん(陸士61期)による乾杯の音頭
新入会員による自己紹介
懇談1
懇談2
懇談3
懇談4
隊歌合唱(陸軍士官学校校歌等)
本日ご参加の皆様、特に従前(旧軍)会員の皆様、ご多忙中のところ、足腰がままならないところを万難を排して総会に参加して頂き、本当にありがとうございました。今後とも益々のご健勝とご多幸を心よりご祈念致しますとともに、又の再会を楽しみにしております。
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