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香川県偕行会

香川県の旧陸軍将校と元幹部自衛官の会

戦争中の貴重な情報が提供されました

氣多さん(陸士55期)から氏家さん(陸自69期)宛の今年の年賀状で氏家さんのいとこの長尾俊久さん(陸士55期)に関する貴重な情報が提供されました。

「長尾俊久兄は、第12師団第18工兵連隊中隊長として昭和20年1月25日鹿児島沖で戦死されました。昭和13年高松中学卒、42回生、190名」との内容でした。長尾俊久さんの実家に確認しましたが、所属、補職等は知らなかったとのことで、1月25日を前に大変ありがたい情報で、感謝、感謝です。

帝国陸軍第12師団を調べますと、明治31年小倉で編成、大正14年久留米に移転、昭和15年満州に移転、昭和19年11月台湾派遣が決まり、逐次移転し、台湾で終戦を迎えたとのことでした。台湾への移動直前、長尾俊久大尉(戦死後少佐に昇任)のお母さんは、下関で息子さんの大好きなご馳走を物資不足の中、持参して面会をし、下関駅でお互いに見えなくなるまで手を振って最後の別れを惜しんだとのことでした。・・・・・・・・・・   無事台湾に到着し、終戦を迎え本土に帰還した人も大勢おり、世の無常、はかなさを感じないわけには参りません。

氣多さんは最近足を悪くして行動がままならないとのことで、新年会も残念ながら欠席されましたが、今後とも我々後輩にご指導ご鞭撻を賜り、貴重な情報を伝えて頂く等、いつまでも矍鑠(かくしゃく)と長寿に努めて頂きたいものです。氣多さん本当に貴重な情報ありがとうございました。ご長寿を心より祈っています。        

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 在りし日の長尾俊久少尉の勇姿(裏面に「愛馬武嵐ト共ニ中隊前ニテ」の記載あり)