12月27日 香川県護国神社参集殿において#7昼食懇談会を実施し、原吉孝氏（陸自82期）から「再就職先（香川西部森林組合）の仕事内容（森林業務）」について大変興味深い話がありました。
原氏は多度津町出身（現在はまんのう町に在住）で第14後方支援隊副隊長等を歴任後、H26.6.10定年退官し、現在は香川西部森林組合に再就職されています。
また、森林組合の仕組み、政府の取り組み等についても説明があり、大変勉強になりました。
その後、自由に意見交換し、なかでも佐田俊彦氏（陸自62期）から「国会議員の育児休暇の是非」について議論を求められ、自由活発に意見交換しました。会長からは「自分たちの意見を新聞等に積極的に投稿されたい。」との要望がありました。本日も大変有意義な昼食懇談会でした。本日参加して頂いた皆さん、お忙しい中、大変ありがとうございました。次回は、平成28年3月27日（日）、講師は高津賢二氏（陸自87期）です。多くの皆様の参加をお待ちしております。
11月23日 香川県護国神社参集殿において#6昼食懇談会を実施し、川田文數氏（陸自69期）から「アメリカの中国戦略の変化」について大変参考となる以下の話がありました。
①最近までの米中関係の経緯
②オバマ人気の後退による中国寄り政策の変化
・内向きになったアメリカ社会
・白人に見捨てられたオバマ政権
・権力を維持し、中国と対立するアメリカの白人
・アメリカの中国観の変化
③アメリカ経済の復活と中国経済の大減速等による中国寄り政策の変化
・アメリカ経済の復活
・中国経済の大減速
・アメリカにとって不要となった中東からの石油
④アメリカの敵対勢力となった中国
・中国が大きくなりすぎるのを許さないアメリカ
・超えてはならない一線を越えた中国
⑤中国の太平洋戦略A2ADを破るアメリカ海軍
・A2ADを破るアメリカ海軍のエア・シ－・バトル
・帝国主義中国を包囲するアジア軍事同盟等
⑥アメリカの次期大統領は
・アメリカ次期大統領主要候補の横顔
・2016年の大統領選挙の日程
※ 経済や景気が悪くて国が滅びることはない。
しかし、外交と戦争に失敗すれば国家が滅びる。
・・・ 日本としてアメリカと中国との対応に失敗は許されない。
大変研究されており、内容のある大変素晴らしい卓話でした。
その後、自由に意見交換し、尾崎会長からは「偕行社の雑誌“偕行”に特別に専門的な内容でなく身近な内容でいいので、大いに投稿されたい。」との要望がありました。本日も大変有意義な昼食懇談会でした。本日参加して頂いた皆さん、お忙しい中、大変ありがとうございました。次回は、12月27日（日）、講師は原吉孝氏（陸自82期）です。多くの皆様の参加をお待ちしております。
10月25日 香川県護国神社参集殿において#5昼食懇談会を実施し、河本伸一氏（陸自81期）から「憲法改正と安全保障関連法案成立」について大変参考となる以下の話がありました。
①安保法制成立の影響と今後の展望
・安保法制成立の影響
・安保法制成立過程でわかったこと
・安保法制反対は多種多様
・安保法制は緊急避難的に成立させた。
・なぜ再考が必要か
②憲法改正に向けての論点整理と個人的提案
・憲法改正の3大テ－マ
・提案「作戦を変更する」
・民主国家の欠陥と非常措置
・安保法制成立後の第９条改正の理由
・憲法改正の機運
・第９条改正の姿勢
・国民に望まれること
・自衛官ＯＢに望まれること
大変研究されており、中身のある大変素晴らしい卓話でした。
その後、憲法改正の必要性、憲法改正及び安全保障関連法案に対する国民の理解を得るための方策、政治力を持つことの重要性およびそのために国会で活躍できる人を国会議員として送ることの重要性・その方策等について自由に意見交換し、大変有意義な昼食懇談会でした。本日参加して頂いた皆さん、お忙しい中、大変ありがとうございました。次回は、11月23日（月、祝日）、講師は川田文數氏（陸自69期）です。多くの皆様の参加をお待ちしております。
9月27日 香川県護国神社参集殿において#4昼食懇談会を実施し、高木照男氏（陸自77期）から「戦後レジ－ムからの脱却、日本を取り戻すには」について大変参考となる以下の話がありました。
・日本起源を知る ・・・ 神話、民話、伝説
・日本で教えない左翼思想の底流にあるもの
・世界情勢から見える米国の本音
その後、参加者全員で慰安婦強制連行問題の真実、南京虐殺事件の真実、安全保障関連法案に対する国民理解が低い原因とその対策、憲法改正問題、来年行われる参議院選挙の見通し等について自由に意見交換、雑談し、大変有意義な昼食懇談会でした。本日参加して頂いた皆さん、お忙しい中、大変ありがとうございました。次回は、10月25日（日）、講師は河本伸一氏（陸自81期）です。多くの皆様の参加をお待ちしております。
平成２７年８月１４日香川県偕行会は、「終戦の日に伴う戦没者追悼行事」を香川県護国神社において厳粛に実施致しました。宮司による祭詞奏上、尾崎会長による祭文奏上、大塚良和会員による献吟、参加会員全員による玉串奉奠を行い、戦禍に斃れた三万五千八百十二柱の香川県出身の御英霊と香川県出身の十八柱の自衛官殉職者の御霊に対し御霊安かれと、お祈り申し上げました。引き続き、乃木神社の参拝、陸軍墓地の清掃、献花・参拝を実施致しました。その後、護国神社参集殿において、宮司さんを招いて参加者全員による直会を実施し、最近の国内外情勢等に対する意見交換、懇談等により、会員相互の親睦を深めました。
(本殿)
(宮司による祭詞奏上)
」
(尾崎会長による祭文奏上)
(大塚良和会員による献吟「九段の櫻等」)
(本殿前で参加者全員の記念写真）
(乃木神社)
(乃木神社の参拝)
(満州事変戦没将士の合同墓)
(明治7年征台以降の戦病没軍人軍属合同墓)
(明治7年征台以降の戦病没軍人軍属合同墓の前で)
(宮司さんを交えた直会)
戦没者追悼行事に参加された会員の皆様、酷暑の中、参加して頂き心から感謝申し上げます。まだまだ残暑厳しい折、くれぐれもご自愛され、益々のご壮健、ご長寿をご祈念 致します。
７月26日 香川県護国神社参集殿において#3昼食懇談会を実施し、大西邦彦事務局長（陸自69期）から「歩兵第12連隊（丸亀）」について大変貴重なお話がありました。
歩兵第12連隊は、明治8年9月9日軍旗を親授、丸亀に編成され、西南の役、日清戦争、北清事変、 日露戦争、シベリア出兵、上海事変、支那事変、ノモンハン事変等に参加し、赫々たる武勲と光輝ある伝統を築き、満州に駐屯していたが、本土決戦に備え昭和20年3月30日内地転用（四国防衛）、 昭和20年8月18日高知県において、軍旗を奉焼して、70年の幕を閉じた。
歩兵第12連隊の１兵士として従軍された大西氏のお父さんの軍隊の思い出話、丸亀市図書館に所蔵されている歩兵第12連隊の陣中日誌等の活用により、当時の歩兵第12連隊の状況、連隊長等の考え方等が詳細に、かつ真剣みを帯びて分かり、大変貴重な卓話、労作でした。
その後、参加者全員で自由に質問、意見発表、雑談し、大変有意義な昼食懇談会でした。本日参加して頂いた皆さん、本当にありがとうございました。またの再会を楽しみにしています。
6月28日 香川県護国神社参集殿において#2昼食懇談会を実施し、尾崎新会長（陸自58期）から「本能寺の変の新考察」について四国に関連のある興味あるお話がありました。
本能寺の変の明智光秀の動機には、従来（１）信長に対する怨恨説（２）信長に取って代わろうとした野望説（３）光秀は実行犯で、何者かに操られた黒幕などがあるとの説があるが、平成26年6月23日岡山県林原美術館で、長宗我部元親が領有する四国をめぐり、信長が方針転換したことに織田と長宗我部の仲介役だった光秀が納得しなかったことが原因だとする「四国説」に関する有力な資料（手紙）が発見されたこと、及びその内容の紹介がありました。
新しく発見された手紙は、長宗我部元親が明智光秀の腹心斎藤利三（としみつ）（利三の妹が元親に嫁いでいた。）に宛てたもので、長宗我部との関係を重んじた光秀が四国攻めを回避するため決起した可能性を示す内容であり、この資料から「四国説」が有力になったと考えられなくもないとの説明で、四国に住む我々としては、大変興味ある内容でした。
その後、参加者全員で「安全保障関連法案」、「集団的自衛権｝等に関して自由に意見発表、情報交換、雑談し、大変有意義な昼食懇談会でした。本日参加して頂いた皆さん、本当にありがとうございました。またの再会を楽しみにしています。
