香川県偕行会

香川県の旧陸軍将校と元幹部自衛官の会

今年度 #1昼食懇談会を実施しました

#1昼食懇談会

卓話を実施する今西建二氏(陸自71期)

4月9日(日)香川県護国神社参集殿(和室)において今年度 #1昼食懇談会を実施しました。なお、新型コロナウイルス感染症対策のため、昼食会を中止して卓話のみとし、また、マスクの着用、ドアの開放、3密の回避等に留意して実施しました。、
本日の卓話は、今西建二氏(陸自71期)からまず最初に「橋本左内の啓発録」について以下参考となる話がありました。
1.去稚心
2.振気
3.立志
4.勉学
5.択交友
橋本左内福井藩藩医の長男として生まれ、緒方洪庵が開いた適塾蘭学を学び世界へと視野を広げ藩主松平春嶽から認められ、藩校明道館の改革を行いその大役を果たし、その後積極的に開国を推進する立場で活躍し、また、一橋慶喜を次期将軍にすべく、藩主春嶽とともに奔走します。しかし、それに対立する井伊直弼大老に就任すると、世に言う「安政の大獄」で捕らえられ、幽囚生活の後、1859(安政6)年10月7日、26歳の若さで斬首されます。辞世の句は、「二十六年、夢の如く過ぐ。顧みて平昔(へいせき)を思えば感滋々(ますます)多し。天祥(てんしょう)の大節、嘗(かつ)て心折(しんせつ)す。土室(どしつ)猶(な)ほ吟ず、正気(せいき)の歌。」

引き続き戸山学校の「軍刀操法について、実演しながら、具体的な説明があり、大変興味深く聴くことができました。今西さんは剣道7段、居合い5段の剣道の達人で、大変説得力もあり、有意義かつ貴重な一時でした。

軍刀操法を実演する今西建二氏(陸自71期)

卓話の後、第8師団長等10名が乗ったヘリコプタ-UH60JA(ブラックホ-ク)の墜落事故について情報交換しました。元パイロットの西岡氏(陸自84期)から墜落原因の分析等について詳しく専門的な説明があり、大変有意義でした。

参加した会員の皆様、ご多忙中にもかかわらず参加して頂き本当にありがとうございました。参加された皆様の今後益々のご健勝を心よりご祈念致しますとともに、またの再会を楽しみにしております。次回は、令和5年6月11日(日)、講師は村井孝彦氏(陸自77期)です。多くの皆様の参加をお待ちしております。

なお、新型コロナウイルス感染症者数の減少及び新型コロナウイルス感染症の位置づけが5月8日をもって2類から5類に移行することに伴い、次回は「会食あり。開始時間は12時。マスクの着用は各人の判断」で実施致します。実施要領を変更する場合は事前に(1W間程前)本ブログで明示致します。

 

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