3月15日（日）香川県護国神社参集殿において＃8昼食懇談会を実施しました。高津賢二氏（陸自87期）から「大正11年四国地方で実施された陸軍特別大演習の概要について」という演題で、以下について大変興味深く有意義な話がありました。（陸軍特別大演習とは、旧陸軍において天皇統監のもとに原則として毎年1回行われる師団対師団などの最大規模の大規模演習）
1..特別演習のあらまし
構想、演習第1.・2・.3日、観兵式
2演習実施の概要
大正11年11月14日～18日に三豊・仲多度の平地部を中心とした地域で西軍（第5師団）と東軍（第11師団）による師団演習が実施され、病気療養中であった大正天皇にかわり、摂政宮（後の昭和天皇）が統監された。
3編成（統監部、演習部隊）
4御野立所の選定と準備
摂政宮殿下大演習を親しく御統監される野立の場所として三豊市宅間町、高瀬町等
5師団のイメ－ジ
・上陸戦では日本一の善通寺第11師団
・帝国陸軍の名将に縁の深い広島第5師団等
5その他
大正11年に撮影された善通寺市街地（駐屯地周辺）の航空写真の紹介等
香川県で行われた大演習で、摂政宮（後の昭和天皇）が善通寺偕行社に宿泊された等のこともあり、卓話後も熱心に質疑応答があり、大変有意義な卓話でした。
次いで、役員により＃3幹事会・入会促進委員会が実施され、総会資料、今後の香川県偕行会の運営等について真剣に検討致しました。
参加した会員の皆様、ご多忙中にもかかわらず参加して頂き本当にありがとうございました。、皆様の益々のご健勝を心よりご祈念致しますとともに、またの再会を楽しみにしております。次回は、令和2年4月12日（日）、講師は今西建二氏（陸自71期）です。多くの皆様の参加をお待ちしております。
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