香川県偕行会

香川県の旧陸軍将校と元幹部自衛官の会

国民保護訓練について

5月24日 香川県護国神社参集殿において今年度最初の昼食懇談会を実施し、石原四広氏(陸自84期)から「徳島県における国民保護訓練」について貴重なお話がありました。石原氏は奄美大島出身(現在は丸亀市在住)で飛行実験隊長等を歴任後、H26.6.1退官し、現在は徳島県危機管理部とくしまゼロ作戦課企画幹として勤務されています。
国民保護訓練とは国民保護法(日本が外国から武力攻撃を受けたときの政府による警報の発令、住民の避難誘導・救援などの手順を定めた法律。平成16年成立。)に基づく訓練で、徳島県では平成18年3月31日に徳島県国民保護計画を作成、平成20年度以降、毎年度政府との共同開催で国民保護訓練を実施しているそうです。国民保護訓練の概要、自衛隊の参加状況、今後の課題等の貴重なお話があり、大変参考になりました。
その後、参加者全員で近況報告、情報交換、雑談し、大変有意義な昼食懇談会でした。卓話を担当された石原四広(陸自84期)さん、大変貴重な卓話を実施して頂き、本当にありがとうございました。益々のご活躍を会員一同祈念しております。

 

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平成27年度香川県偕行会総会、盛会に実施

平成27年4月18日(土)高松東急REIホテルにおいて、平成27年度香川県偕行会総会が実施されました。国歌斉唱、会員物故者等に対する黙祷、会長挨拶の後、平成26年度事業報告、同収支決算報告及び監査報告、平成27年度事業計画、同収支予算(案)、規約の改正、役員改選等について事務局より説明があり、全員賛同により承認されました。

定期総会の後、偕行社近現代史研究員 永江太郎氏による記念講演が実施されました。演題は「近代日本の歩みと第11師団」で、外国とは違った日本の特色、近代化と国軍の建設、四国郷土部隊である第11師団の日露戦争における活躍、昭和における四国師団、特に第11師団の戦歴等のお話は、郷土部隊に関することでもあり、大変興味深く拝聴させて頂きました。また、偕行社戦史研究の目的は日本陸軍のいわれ無き冤罪(戦争責任、南京虐殺慰安婦問題)を晴らすことにあること、一般財団法人日本学協会の活動等の紹介がありました。

引き続き、懇親会が盛大に実施されました。尾崎会長の挨拶、第14旅団長岸川陸将補、香川地方協力本部長重信1等陸佐、香川県隊友会長林政夫氏の来賓挨拶の後、大塚良和さん(陸自71期)による格調高い詩吟{本居宣長作「山ざくら」}が披露されました。その後、大西晏さん(陸士60期)の発声により声高らかに乾杯、懇談、参加者全員による陸軍士官学校校歌、陸自幹部候補生学校校歌、山紫に水清き等の隊歌合唱が実施され、来賓を含め従来(旧軍)会員と元幹部自衛官会員が和気あいあいと相互に親睦を深めることができ、これまでになく大いに盛り上がりました。最後に、朝田副会長(東京幼年学校49期)の音頭で万歳三唱し、無事散会致しました。 

 

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                会長挨拶

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                 総会

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                    偕行社近現代史研究員 永江太郎氏による記念講演

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                              記念撮影

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            来賓挨拶(第14旅団長岸川陸将補)

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 大塚良和氏(陸自71期)による総会に相応しい格調高い詩吟(山ざくら)

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   参加者最古参の大西晏氏(陸士60期))による乾杯の音頭

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               懇談1

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                   懇談2

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                  懇談3

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     隊歌合唱(陸軍士官学校校歌、陸自幹部候補生学校校歌等)

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     朝田副会長(東京幼年学校49期)の音頭による万歳三唱 

 

本日ご参加の皆様、特に従来(旧軍)会員の皆様、ご多忙中のところ、足腰がままならないところを万難を排して総会に参加して頂き、本当にありがとうございました。今後益々のご健勝とご多幸を心よりご祈念致しますとともに、又の再会を楽しみにしております。

 

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建国記念の日奉祝

平成27年2月11日香川県偕行会は、「建国記念の日奉祝行事」を岩清尾八幡宮高松市宮脇町)で実施致しました。建国記念の日は、神武天皇が初代天皇として御即位されたことに由来する祝日で、「建国をしのび、国を愛する心を養う」日であります。世界中どこの国でも建国した日は、国旗を掲げ、祝っています。この機会に、建国を偲び、悠久の歴史の中で培われてきた文化・歴史を大切にしながら、日本国の平和と安全、今後益々の発展を心から祈りたいものです。

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(上拝殿でのお祓い)

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(代表(会長)による玉串奉奠)

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 (献歌:国歌、紀元節

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(下拝殿の前で記念撮影)

 奉祝行事に参加して頂いた会員の皆様、寒い中大変ありがとうございました。寒さ厳しい折、益々のご壮健を心よりお祈り致します。

  

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香川県偕行会新年会、盛大に大変楽しく実施しました

 

平成27年1月12日(月)午後高松市東急インにおいて、平成27年香川県偕行会新年会を盛大に大変楽しく実施しました。国歌斉唱の後、大塚さん(陸自71期)の格調高い新年会に相応しい詩吟{元旦初吟}が披露されました。次いで、尾崎会長の心新たまる新年の挨拶があり、大西さん(陸士60期)の発声で声高らかに乾杯し、引き続き、新入会員(玉木章二氏(陸自87期)、越智一則氏(陸自00期))の紹介がありました。宴たけなわとともに、参加会員全員による個々の近況報告が行われ、旧軍会員と元幹部自衛官会員が相互に和気あいあいと親睦を深めることが出来ました。次いで、隊歌演習(陸軍士官学校校歌、陸自幹部候補生学校校歌)を実施し、約2時間余りがあっという間に過ぎ、有意義で大変楽しい時間を過ごすことが出来ました。最後に朝田副会長(東幼49期)の音頭で万歳三唱し、全員がまた元気に来年も再会できることを誓い、無事散会致しました。

 

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大塚さん(陸自71期)による新年会に相応しい詩吟(元旦初吟)

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尾崎会長の新年挨拶 

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大西さん(陸士60期)の発声による乾杯

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新入会員挨拶(玉木さん(陸自87期))

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新入会員挨拶(越智さん(陸自00期))

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 和気あいあいと懇談会(その1)

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和気あいあいと懇談会(その2)

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和気あいあいと懇談会(その3) 

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近況報告

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隊歌演習(陸軍士官学校校歌、陸自幹部候補生学校校歌)

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朝田副会長(東幼49期)の音頭による万歳三唱

 

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不識庵機山を撃つの図に題す

12月28日 香川県護国神社参集殿において#7昼食懇談会を実施しました。
最初に平成26年8月5日に入会した玉木章二氏(陸自87期)から自己紹介がありました。玉木氏は、善通寺出身(現在は丸亀市在住)で110教育大隊長等を歴任後8月4日に定年退官、翌日入会した精鋭であります。

次いで、大塚良和氏(陸自71期)から「不識庵機山を撃つの図に題す 頼山陽」の詩吟披露、解説、及び広く詩吟に関する貴重な話がありました。
不識庵(ふしきあん)機山(きざん)を撃つの図に題す」(頼山陽 作)
          鞭聲粛々夜河を過る
          暁に見る千兵の大牙を擁するを
          遺恨なり十年一剣を磨き
          流星光底長蛇を逸す
(解説) 不識庵は越後の上杉謙信、機山は武田信玄、ともにその法号。両雄の川中島での戦いは1553年の第1回から、1561年の5回に及んでいる。この詩は山陽が自分の[日本外史]の資料から謙信の胸中を汲みする形で作られている。
 
 次いで、朝田一輝副会長(東幼49期)から会員であり丸亀市今津町に在住の松浦功氏(陸士56期)の書かれた「随意随想」の紹介があり、#7昼食懇談会を有意義に終了致しました。参加した会員の皆様、特にご高齢にもかかわらず参加して頂いた旧軍関係会員の皆様、ご多忙中にもかかわらず参加して頂き本当にありがとうございました。今後益々のご健勝をご祈念致しますとともに、またの再会を楽しみにしております。

 

 

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大東亜戦争の歴史的評価について

   11月23日(日)善通寺護国神社参集殿において第6回昼食懇談会が実施され、氏家嘉宣氏(陸自69期)から「大東亜戦争歴史的評価」について話がありました。
 東京裁判、歴史教科書等で「大東亜戦争(太平洋戦争)は日本の侵略戦争で、日本がすべて悪い。」とされているが、「本当に日本だけが一方的に悪かったのだろうか?英霊の死は犬死だったのか? 」の疑問について、世界の歴史家、著名人達による大東亜戦争の評価・発言の紹介がありました。
 歴史学者のアーノルド・J・トインビーは、「日本人が歴史上に残した業績の意義は、アジアとアフリカを支配してきた西洋人が過去200年の間に考えられていたような不敗の半神でないことを示した点にある。」このほか、ハ-バ-ト・G・ウェルズ歴史学者・作家、ジョイス・C・レブラ コロラド大学歴史学部教授の同趣旨の歴史的評価の紹介がありました。 
 次いで、インドのネール初代首相、ラグ・クリシュナン第2代大統領、タイのククリックド・プラモード元首相、インドネシアスカルノ初代大統領、モハマッド・ナチール元首相、マレーシアのマハティール第4代首相、ミャンマーのバー・モウ初代首相、スリランカのジャヤワルダナ初代大統領のほかアメリカのマッカ-サ-元帥等の大東亜戦争に関する発言について紹介がありました。
 結論的には、東京裁判は勝者が一方的に敗者を裁いたもので、日本の歴史教科書はこの考え方を踏襲し「大東亜戦争は日本の侵略戦争」としている。しかし、多くの歴史家、世界の著名人の主張にあるように、大東亜戦争は、米国の経済制裁によって日本の生存確保のためとったやむ得ない自衛の戦争であり、白人不敗の神話を崩壊し、アジア諸国を欧米の植民地支配から解放した戦争であった。勝者が敗者を一方的に裁いた東京裁判によりもたらされた誤った歴史認識から脱却し、日本の果たした歴史的役割に自信と誇りを取り戻すべきである。歴史的にみると、戦争の本質は「勝てば官軍」の世界であることから、今日本人にとって大切なことは、「なぜ戦争に負けたのか」を客観的・総合的に徹底して究明し、もっと、もっと反省し、二度と日本国民が敗戦の悲劇を味あうことのないよう、憲法、教育、国防体制等を再構築するとともに、国難に殉じた英霊を日本国民全員が敬意を持って顕彰すべきである。との主張がありました。
 また、南京虐殺問題、慰安婦問題等で日本軍は残虐で劣悪だという誤った報道がなされ日本軍の評価を著しく傷つけているが、日本軍と戦った敵方の指揮官である蒋介石、ニミッツ元帥(アメリカ太平洋艦隊司令長官)、スリム中将(イギリス第14軍司令官)、スプルアンス(アメリカ軍硫黄島司令官)は、日本軍の精強振りを絶賛している旨の紹介がありました。 

 卓話の後、本日初めて懇談会に参加した佐田俊彦氏(陸自62期)及び石原四広氏(陸自84期)の自己紹介による紹介がありました。佐田俊彦氏は高知県宿毛市出身(現在は丸亀市在住)で善通寺業務隊長を最後に退官し、H26.5.27入会されました。また、石原四広氏は奄美大島出身(現在は丸亀市在住)で飛行実験隊長等を歴任後、H26.6.1退官し、同日入会されました。なお、現在は徳島県防災指導官業務に従事しています。次いで、参加者全員による近況報告等を行い、和気あいあいと情報交換等を実施しました。また、入会者を飛躍的に拡大するための方策等について検討しました。
 本日も実に中身のある有意義な懇談会で、あっという間の2時間余でした。参加した会員の皆様、大変お疲れ様でした。「大東亜戦争が自存自衛の戦争であり、アジア解放の戦争であった。」という歴史的真実を本日配布した資料を活用して広く世に伝えて頂ければ幸いです。

 

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